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水中・地中でも金属の腐食が防げる!電気防食工事とは?

こんにちは!
長野市を拠点に県内全域で電気通信工事やLAN配線工事などを手がける、電気工事業者の信通工業株式会社です。
平成19年に創業して以来、高品質・高精度な施工をお届けできるように技術力の向上、アフターケアなどに力を入れて活動してまいりました。
地下タンクなどのように地中にある構造物や水中にある構造物について、本来ならさびて腐食しやすいはずなのに、どのように長持ちさせているのだろうかと気になったことはありませんか?
今回はそんな水中・地中にある金属でできた構造物の腐食を防ぐ、弊社の電気防食工事についてご紹介いたします!
なかなか日常生活の中では耳にする機会が少ない工事だと思いますが、もしよろしければ最後までご覧ください。

防食って何?


金属がいくら頑丈だったとしても、水中や地中でさびて腐食してしまうと、強度が落ちて穴が開いたりします。
この金属の腐食を防ぐことを防食と呼び、オーソドックスな防食は塗装によるものです。
しかし水中にあるものなどは塗装を施すのが難しく、そのようなときに使われる工法が電気防食になります。

電気防食の仕組みについて

まず金属の腐食は、電子がイオン化して脱落することで起きてしまいます。
このイオン化は、電極から腐食しやすい部分に電流を流し、電位を上げたり下げたりすることで防げます。
電位を上げたほうがいいのか、下げたほうがいいのかということは金属が置かれている環境によっても異なるので、電気のプロフェッショナルが適切に判断して防食工事を施さなくてはなりません。

電気防食工事は日々進歩している!

電気防食工事自体は昭和40年頃から導入されている技術で、昔からさまざまな場所で利用されています。
しかし年々その技術は進化し続けており、最近では頻繁にメンテナンスを行うのが難しい海底ケーブルにも電気防食工事が施され、インターネット社会を陰ながら支えています。

暮らしを豊かにする電気工事をご提供!


今回は弊社が手がける業務の中から電気防食工事についてご紹介いたしましたが、このほかにも通信ケーブル布設や電気通信工事、交通信号設備工事などのさまざまなご依頼を承っております。
今後も皆さまの暮らしを豊かにする電気工事をお届けできるように日々精進してまいりますので、電気に関することならお気軽にご相談いただけますと幸いです。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。